移植法とは、小分けにした苔を土に直接植えていく方法で、スギゴケやヒノキゴケ、カサゴケ、「ヤマゴケ」と呼ばれるアラハシラガゴケ、ホソバオキナゴケなどに向いています。
一度にたくさんの量を移植するのは手間がかかるため、小さい面積に対して行う方法です。
植え付ける場所の土を準備し、水を撒いて植える穴を開けておきます。
ピンセットや割り箸を使って、数センチに分けた苔を一つずつ穴に植えます。
苔の周りに土を入れて安定させます。植えた苔が動かないよう、霧吹きなどで静かに水を与えます。
庭で苔を栽培する方法の一部をご紹介しました。
是非、美しくて多様な色を持つ苔の魅力に触れてみてください。