苔のライフサイクル③

蒴(さく)ができて胞子ができる
精子が受精した卵は、細胞分裂が始まり、大きくなりながら胞子体へと成長します。
蒴が発生するときに造卵器の上部がちぎれ、蒴を包んだまま成長します。
この過程で造卵器の上半部はさまざまな変化をし、蘚帽(せんぼう)になります。
マゴケ植物門に多く見られ、成熟した胞子体は蘚帽が外れ、蒴(先端の器官)と蒴柄(さくへい・蒴を支える茎のような部分)
だけになります。
胞子蒴くの中で作られ、時期が来ると放出されます。

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