それはMASUMOSSとFUKUNOKIの出会い
とある催事会場でMASUMOSSとの出会いから始まりました。
商品としても興味を抱きつつも、志高く苔栽培や苔商品の開発販売事業を手掛ける株式会社グリーンズグリーン様のコンセプトに感銘。
同時に当社で展開している地元福井の山や森林を守り地域経済の活性化を目的とするプロジェクトであるFUKUNOKIとの親和性を感じ、2023年10月よりアライアンス契約を締結。
耕作放棄地や遊休地での苔の栽培や地元木材も活用した商品開発。
または、海外への展開など互いの利点を掛け合わせた展開を計画。
今後、福井の自然からの贈り物にこだわって開発されたものをFUKUMOSSとして皆様に提案してまいります。
苔を活用した「緑化」
二酸化炭素の増加による地球温暖化や都市のヒートアイランド化の問題解決として、近年、苔の特性を活かした緑化が注目を集めています。
その中でも管理面で優れているスナゴケシートの活用は新しい緑化資材として期待が高まっています。
「圃場」で育てられた苔たち
自然界から苔の乱獲や山採りが問題になっています。
我々は製品ごとに最適な苔を圃場と呼ぶ栽培環境に適した場所で人工栽培技術の下、自然を破壊しない苔「FAIRMOSS」を最重要コンセプトに据え六次産業化に向けて栽培します。
スナゴケシートの活用 「美観・景観」
日向を好み、水やりもほぼ必要がないのでお手入れが簡単です。
シート自体に防草効果もあり、お庭の防草やエントランスまわりの景観維持にも効果を発揮します。
土を使わず特殊な不織布にスナゴケを活着させたシート状の苔を開発。
【特許番号】 第6403078号
(株)グリーンズグリーン
苔を育てる
圃場活性化緑化
世界的に人気急上昇中の苔。造園デザインや緑化、観葉植物的なオーダーいずれにしても、受注や売上だけを目的とした製造販売は行っておりません。
自然を壊さない「FAIR MOSS」の理念より、圃場(ほじょう)を用意するところから始めます。
当社では、圃場を大きく3つにカテゴライズしております。
1.耕作放棄農地…高齢化や減反で耕作利用できない田畑。
2.企業遊休地…用途が決まらず放置されている企業所有スペース。
3.ソーラーパネル周辺スペース。
上記の1.のスペースは、地元福井にも多く見受けられます。
また、2.3.に関しては、当社でも課題として抱えており、2023年10月から本格的に栽培がスタートしております。
また、自社スペースだけでなく1.2.に関しては、栽培を業務委託することで賃金が発生し、雇用の創出も果たしております。
当社も自社工場ではソーラーパネルが稼働中。
日当たりなども苔の栽培には理想的なスペースということもあり、2023年10月より栽培開始。約半年後の収穫を予定しております。
また、福井県でも農場の後継者不足は深刻な問題。地域連携で耕作放棄地の再利用を提案します。
同時に地元ならではの、企業との密接な関係を利用し、企業遊休地への展開も計画しております。